『おとなの教養2-私たちはいま、どこにいるのか?、池上彰著、2019/4/10』の感想
Iot、ビッグデータを始めとしたAIの発展、世界ではいまだに続く紛争、このような世の中、時代にあって、どのように生きていくべきか必要なことが書かれている本です。
私なりにこの本を一言で表すならば「過去を正しく知ることで、その積み重ねであるいまを正しく知る」ということが書かれている本だと感じました。
・変化する現代社会を正しく認識したい人
・ニュースの情報を正しく理解したい人
・これから必要とされる知識を身に着けたい人
・単純に面白い本が読みたい人
教養を身に着けることの重要性
この本には、教養を学ぶことには2つの側面があると述べられています。
①時代が動いても古びない普遍的な考え方を身に着けること。
②ニュースの洪水を前にいったん立ち止まり、歴史や政治学、宗教や経済学などの知識を駆使して、日々のニュースを捉えなおす力を養うこと。
そして、これらをただしく理解するためのキーワードとして次の6つを挙げています。
①AIとビッグデータ
②キャッシュレス社会と仮想通貨
③想像の共同体
④地政学
⑤ポピュリズム
⑥日本国憲法
本の中ではそれぞれについてとても分かりやすく興味深く書かれてます。
ぜひ読んでもらいたい内容です。
これらはまさに”いま”話題の出来事の内容です。
自民党が掲げている日本国憲法改正の内容・趣旨を理解できていますか?
AI化が進めばどうなると思いますか?そもそもAIは人間を超えるのでしょうか?
キャッシュレス決済について、日本は世界に比べどの程度進んでいるかしっていますか?
未だに解決しない北方領土問題。どうしてでしょうか?
日本と韓国の主張が食い違う問題。何が原因でしょうか?仲良くすることはできないのでしょうか?
中東で続く紛争問題。原因は何でしょうか?どうして解決しないのでしょうか?
これらは歴史的事実を正しく認識することでぐっと理解が深まります。
また、これらについては、私個人としても今後とても重要なキーワードだと思っています。
それぞれについて関連する書籍を読んでみるのもいいかと思います。
おとなの教養2のまとめ
短時間で読める本にも関わらず、とても分かりやすくとても身につくものが多く書かれていた本です。
どの本でも書かれていますが、池上先生もアウトプットの大切さを述べられていました。
アウトプットを意識して、インプットし、実際にアウトプットする。
ぜひ実践したいですね。
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