ベストセラー本『人を操る禁断の文章術』の感想。文字で人を操る方法

この本の著者は、メンタリストのDaiGoさんです。

DaiGoさんについては説明するまでもありませんよね。

 

この本は、私のようにブログを書く人に必須の本です。

人に読ませるため、行動させるためのテクニックがたくさん書かれています。

しかも内容は理論的な小難しい話ではなく、すぐに使えるような実践的なもので、とても分かりやすいです。

このテクニックはブログだけでなく、仕事や私生活でのメール文章などさまざま面でも使うことができます。

 

この本の内容を一言で表すと、

①文章はイメージさせることが重要
②イメージさせることで、行動させることができる

ということです。

 

この本は、次のような悩みを持つ人に、ぜひ読んでいただきたい本です。

>>人を操る禁断の文章術はこちら

この本は次の人におすすめ

・書きたいことをうまくまとめられない人
・書いた文章が相手にうまく伝わらない人
・文章力をもっと上げたい人

文章のもつ力

人に何かを伝える方法は、会話や映像など他にもあります。

あえて文章を書くのであれば、『文章の持つ力』を理解すべきでしょう。

DaiGoさんはこの文章のもつ力として

・イメージの操作が容易なこと
・書き直せること
・結果を見直して、微調整できること(テストできる)

を挙げています。

私は、さらに、『残せること』も重要だと思っています。

ここで一番重要な力は、『イメージの操作が容易なこと』です。

この力は、文章を書く人にとって最も意識しなければならない力です。

イメージさせる

文章はいったい何のために書くのか。

DaiGoさんは、

文章のたった1つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」

と述べています。

その「人に行動させるため」には、イメージさせることが重要になるのです。

車であれば、スペックではなく、実際に乗っているところをイメージさせるのです。

旅行であれば、料金やプランではなく、景色を想像させおいしい食事を食べているところを想像させるのです。

うまくイメージさせることで、実際に行動させることができます。

特にアフィリエイトをしている人であれば、すぐにでも実践したい技術です。

イメージさせるために

では実際にイメージさせやすい文章を書くためにはどのように書けばいいのでしょうか?

DaiGoさんは原則として次の3つを挙げています。

1.あれもこれもと書き過ぎないこと。
2.きれいな文章を書こうとしないこと。
3.自分が書きたいことを書かない。

1.あれもこれもと書き過ぎないとは

これは、あえて少ない文章で読み手の想像力を利用する方法です。

具体的な方法として、DaiGoさんの『小学生に国債の話をするとき』の例が分かりやすかったのでそれを引用します。

前提となる知識のない相手に対して、くどくどと制度の歴史や仕組みを説明しても意味がありません。
そこで、伝え上手な人は「国債とは、国の借金ことです」と、書き過ぎない文章で本質を示します。

これだけだと言葉足らずな説明ですよね。

国債は買ったり売ったりできる投資の対象にもなっていて、利率は低いが安全な運用ができる、なんて説明をしていたら小学生は途中であきらめてしまい、結局、国債については理解できないままになってしまいます。

国債って国の借金なんだ、ということを理解できることで、さらにさきの説明を受け入れることができるようになります。

あれもこれもと情報をたくさん書けばいいわけではなく、相手が必要としている情報量を過不足なく提供することが重要です。

2.きれいな文章を書こうとしない

これは端的に言うと、感情を揺さぶるような文章を書け!ということ。

これは、論文のような整った文章ではなく、相手に伝わりやすい文章を書くということです。

その代表的な方法は『話しかけるように書く』ということです。

私のブログもそうですし、多くのブログが実践していることですね。

人は、きれいな文字で書かれるよりも、話しかけられるように伝えられる方が内容を理解しやすくなります。

3.自分が書きたいことを書かない。

正直これは賛否が分かれそうだと思いました。

DaiGoさんの主張としては、『あくまでも文章とは人を動かすために書くもの』というのが前提にあります。

つまり、相手(読み手)をしっかりと考え、相手が読みたいものを書く必要があるということです。

これは、ごもっともです。

ですが、それ以前に、自分も読みたくもない文章を他の人が読みたいでしょうか?

私は、まずは自分が読みたいことを書くことが、文章作成の第一歩だと思います。

人を操る禁断の文章術のまとめ

最初にも書きましたが、やはりこの本は、私のようにブログを書く人に必須の本です。

特にアフィリエイトをする人なんかは、人にイメージさせる記事を書くことで、より成約をとりやすくなるのではないでしょうか?

①文章はイメージさせることが重要
②イメージさせることで、行動させることができる
③相手が誰かを意識した文章を書く

を意識しながら記事を書くことで、必ず記事をよりよいものにすることができます。

>>人を操る禁断の文章術はこちら

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