意志力が弱いあなたが読むべき本!心を強くしやるべきことを継続する方法

本・教養

勉強をしないといけないのに続けられない
Youtubeをダラダラ見たくないのについ見てしまう
ダイエット中なのについチョコを食べてしまう

といった悩みを抱えてはいませんか?

これらをうまくできない原因の一つが意志力が弱いことです。

意志力が弱ければ、何をやってもうまく行かないという自己嫌悪にとらわれてしまいます。

 

ですが、この意志力って実はうまくコントロールすることで鍛えることができるんです。

このことについて詳しく書かれた本が『スタンフォードの自分を変える教室』です。

>>スタンフォードの自分を変える教室はこちら

 

この本には、

・どうすれば強い意志を持つことができるのか
・行動を変えるためには何をすればいいのか

と言ったことが書かれています。

この本は、これまで何をしても長続きしなかった自分を変えるきっかけになります。

この記事の内容

・スタンフォードの自分を変える教室の紹介
・意志力が必要なときって?

・どうすれば強い意志を持つことができるのか
・行動を変えるためには何をすればいいのか

スタンフォードの自分を変える教室

累計発行数が50万部を超える大ベストセラーであり、読めば行動を変えることができる本です。

本の紹介
自分の潜在能力を確実に引き出す本
これまで抽象的な概念として見られていた「意志力」についての考え方を根本的に変え、受講者の「行動」を次々に激変させたスタンフォード大学の超人気講義、ついに日本上陸

カバーより

このように、意志力について正しく理解することで自分の行動を変えることができます。

意志力が必要なときって?

意志力が必要なときってどんなときでしょうか?

この本では、意志力が必要になる場合を

①「やらない力」
②「やる力」
③「望む力」

と3つに分けて説明しています。

①「やらない力」

意志力が真っ先に必要だと思い浮かぶのは「やらない力」です。

・タバコをやめたい
・お菓子を食べるのをやめたい

など、「やらない力」を試される機会は日常でしょっちゅう訪れます。

②「やる力」

しかし、人間はやらないだけでは生活ができませんよね?

継続して何かをコツコツ続けるための「やる力」が必要です。

・勉強をしないといけない
・運動をしないといけない

など、「やる力」を試される機会も日常でしょっちゅう訪れます。

③「望む力」

そして最後に「望む力」をあげています。

あなたはどうして何かを続けたい、またはやめたいのでしょうか?

それは、その先に本当の目的があるからです。

その目的があるからこそ、誘惑を目の前にしても踏みとどまることができます。

肝心なときに大切な本当の目的を思いだす、つまり「望む力」が重要になります。

意志力とはつまり、この「やる力」「やらない力」「望む力」という3つの力を駆使して目標を達成する力のことです。

そんなことは分かっているよ!
分かっているけど続けられないから困っているんだ!

という言葉が聞こえてきそうです。

ではどうすればこの意志力を持つことができるのか。

本書ではこの方法について様々な方法を説明しています。

どうすれば強い意志を持つことができるのか

ではいったいどうすれば強い意志を持つことができるのでしょうか。

この本では、多くの方法について説明されていますが、特に役立ちそうな6つの方法について解説します。

強い意志を持つ6つの方法

①できない理由を特定する
②睡眠不足は最大の敵
③意志力は疲労する
④自己批判をしない
⑤10分待ってみる
⑥人は無意識に未来の自分を過大評価することを知る

①できない理由を特定する

例えば、Youtubeを長時間見るのをやめたいのについ見てしまう場合、どういうときに見たくなるのかを正しく知る必要があります。

ここで注意が必要なのは、人は無意識に行動してしまっているということです。

ですので、自己認識を高めることが必要になります。

じゃあその自己認識力はどうすれば高められるの??

この本では、自己認識力を高めるための方法として呼吸に集中することをお勧めしています。

呼吸に意識を集中するのは、簡単ながら実に効果的な瞑想のテクニックであり、脳を鍛え、意識力を強化するのに役立ちます。(中略)
①動かずにじっと座ります
②呼吸に意識を集中します
③呼吸をしているときの感覚をつかみ、気が散り始めたら意識します。

呼吸というのは、実は意志力を鍛えるためだけではなく、集中力を高めたり、ストレスを軽減したりという効果もあります。

呼吸法に慣れることで多くのことに応用することができます。

②睡眠不足は最大の敵

睡眠時間が6時間未満の人は、もしかしたら意志力がみなぎっている感覚を思い出せないかもしれません。睡眠不足が慢性化すると、ストレスや欲求や誘惑に負けやすくなります。

睡眠不足は意志力だけでなく、あらゆるものに悪影響を与えます。

ホルモンバランスの乱れや休息不足による集中力の低下などなど。

詳しくは別の書評でもかいていますので参考にしてください。

>>スタンフォード式最高の睡眠の書評はこちら

 

ではなぜ睡眠不足だと意志力が低下してしまうのでしょうか。

その一つは、睡眠不足だとエネルギーをうまく吸収できないためです。

そのため、疲労を感じるし、甘いものをとりたくなってしまいます。

つまり、睡眠不足だとエネルギーが足りないことによる集中力の低下+疲労感からの甘いものを食べらくなるというダブルパンチの状態になってしまいます。

 

じゃあどうすればいいのか。

答えは簡単です。

ちゃんと睡眠をとりましょう。

睡眠時間を削ってあれこれ頑張っても効率が悪いばかりか、悪い習慣から抜け出せなくなってしまいます。

どうすればいい睡眠をとれるかについては、上に紹介した『最高の睡眠』を読んでみてください。

③意志力は疲労する

自己コントロールの科学によって明かされた厳然たる、気がかりな研究結果。
それは、人は意志力を使っているうちに「使い果たしてしまう」ということです。

意志力は筋肉のように疲労してしまい、一日の終わりには大した量は残りません。

最も自制心が強いのは朝で、それ以降時間経過とともに低下していきます。

これが、朝活、つまり朝の方が効率がいいという根拠の1つになっています。

 

じゃあ、夜に頑張っても無駄なの??

筋肉のように疲労してしまう意志力ですが、夜は無駄なのかというとそうではありません。

意志力は、筋肉のように疲労しますが、筋肉のように効率よく使うこともできますし、鍛えることもできます。

ではどうすれば効率よく使うことができるのか。

選択の回数を減らしてみる

脳はエネルギーを湯水のごとく使ってしまうことが分かっています。

そのため、できるだけ選択肢を減らす暮らし方が有効な方法と1つとなります。

スティーブ・ジョブズがいつも同じ服を着ていたという話は有名ですよね。

人は1日に何千回と選択をしていると言われています。

この回数をできるだけ減らし、意志力の浪費を減らすことが1つの方法です。

空腹時は意志力が弱くなる

次に、空腹時にも意志力が弱くなることがわかっています。

じゃあ何か食べればいいのか!!

だと、意志力が弱くなったたびに何かを食べるのは不健康ですし、ダイエット中にはできない選択肢です。

ですが、ナッツ類であればOKだと言われています。

意志力は少量のエネルギー補充で十分回復します。

意志力が必要なときは、少しのナッツを類を食べることが有効な手段となります。

意志力を鍛える

最後に意志力を鍛える方法です。

実は人は限界だと思ったところから実はさらに先に行けることが分かっています。

脳は本当の限界よりもはるかに前に限界のサインを体にだしています。

しっかりと理性で頭で考えて『このくらいじゃまだ限界じゃないよなぁ』と考えられれば本当はまだまだできるんです。

でも、これって正直かなり大変ですよね。

こんなことができるのであれば、誰も意志力について悩んだりしません。

他に紹介した意志力を高める方法と関連させながら少しずつ限界値を上げていければ理想です。

④自己批判をしない

ダイエットしている人の多くはちょっとつまずいただけで(中略)ものすごく落ち込んでしまい、もうダイエットなんかしてもムダだとあきらめてしまう

つまり、せっかく何かを続けることができていたとしても、ちょっとした失敗だけでもう「どうにでもなれ」と考えてあきらめてしまいます。

ダイエットであれば、自己批判をしてしまうとやけ食いをしてしまうのです。

ではどうすればいいのか。

答えは簡単です。自己批判をしなければいいのです。

失敗した自分を許しましょう。

ずーっと頑張ったんですから、少しくらい失敗しても本当は大丈夫なんです。

そしてまたコツコツと続けましょう。

 

また、事前に『どうせいつかは誘惑に負けて失敗してしまうこともある』と事前に想定しておきましょう。

そうすることでいざ失敗した時のダメージは少なくなります。

⑤10分待ってみる

何かを頑張っていてもどうしても誘惑にかられることってありますよね。

ダイエットしているけどどうしてもお菓子が食べたい

タバコやめているけどどうしても吸いたい

 

こういうときはとりあえず10分間待ってみましょう。

その間、自分の呼吸も意識しながら次のことを考えてみましょう。

・本当にしてもいいのか?
・どうして自分はしたくなったんだ?
・他に気分を紛らわす方法はないのか?

意外に必要でなかったことに気づけますし、こうすることで達成率が上がることが分かっています。

それでも我慢できそうにないときはどうするんだ!?

そのときは大人しく誘惑に従ってしまいましょう。

そこまで考えてしてしまうのですから、本当に必要だったんだと納得しましょう。

このときは、上にも書いたように自己批判をしてはだめです。

⑥人は無意識に未来の自分を過大評価することを知る

私たちは未来の自部のことをまるで別人のようにとらえています。すっかり理想化してしまい、いまの自分の手には負えないことでも、未来の自分ならできるはずだと高をくくります。

問題なのは人はこれを無意識に考えてしまいます。

冷静に考えれば、未来の自分も自分であることに変わりはないので、劇的に変わっているということはあり得ません。

今の自分にできないことは、基本的に未来の自分でもできません。

ではどうすればいいのか。

それは今を頑張るしかないんです。

結局未来の自分というのは、今の自分の積み重ねです。

今を精一杯頑張ることで未来の自分は良くなっていきます。

今しなければならないことを先延ばしにするのはやめましょう。

スタンフォードの自分を変える教室まとめ

強い意志力を持つ方法として次の6つを説明しました。

強い意志力を持つ6つの方法

①できない理由を特定する
②睡眠不足は最大の敵
③意志力は疲労する
④自己批判をしない
⑤10分待ってみる
⑥人は無意識に未来の自分を過大評価することを知る

私が取り上げた6つは特に簡単にすぐにでも実践できそうなものです。

ぜひ実践してみて、これまで続けられなかったことややめられなかったことを成功させてみてください。

>>スタンフォードの自分を変える教室はこちら

 

また、この本と内容が近いもので、いかに習慣を変えるかということで、同じような悩みを解決できる『習慣の力』という本もあります。

この本の書評も書いていますので併せて読んでみてください。

>>習慣の力の書評はこちら

他の書評関係

>>他の書評はこちら

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