『和乃革はぎれ福袋』を購入したのでそのレビューです。
レザークラフトが趣味ですが、最大の悩みはレザーをどうやって購入するかですよね。
私の場合は、家の近くに革を販売している店がないため、
・Amazonの安いヌメ革
・ヤフオクで安い革を見つける
という方法でこれまで購入していました。
ですが、実際ネットで買うときに困るのって
実物が見れないからどんな質感か分からないなぁ
高いレザーを買っても質が悪かったらいやだなぁ
ということですよね。
今回、和乃革を実際に買ってみたので、そのレビューをします。
結論からいうと、和乃革はかなり質のいいおすすめできるレザーでした。
和乃革とは
和乃革は、姫路で作られたレザーをネットで販売しています。
高品質なレザーと言えばイタリア・アメリカなどの外国産が思い浮かびますが、実は日本でも作られています。
和乃革の種類
・本ヌメ革 生成り
・本ヌメ革 染め
・オイルレザー 染め
の3種類を販売しており、この本ヌメ革は、ピット鞣し染料仕上げというかなりのこだわりがあるレザーです。
ピット鞣しや染料仕上げについては別の記事で説明していますので、参考にしてください。
オイルレザーはクロム鞣しを一度した後にクロムを抜いて、タンニンを入れるといういわゆるコンビ鞣しのレザーです。
あとでも書きますが、正直なところ、ヌメ革とオイルレザーの違いはパッと見では全然わかりません。
和乃革のサイズ
・半裁
・半裁の1/2
・切り売り(A4・A3・A2)
・はぎれ
半裁(はんたち)とは、牛の背筋で右と左に分けた半分です。
一般的には、この半裁で販売されることが多いですが、和乃革ではさらにその1/2やA4~A2といったサイズでの販売もされています。
基本的には、切り売りで買うよりも半裁サイズの方が安くなります。
そして私が実際に購入したレザーは『【50個限定】和乃革はぎれ福袋』です。
和乃革はぎれ福袋の感想
和乃革はぎれ福袋のサイズ
はぎれということもあり、一番大きなサイズでもA4より少し小さいくらいでした。
・だいたいA4サイズが3枚
・だいたいB4サイズが3枚
・名刺サイズが2枚
・細長いのが2枚
比較のためにiphone8を置いているので参考にしてください。
厚みは1mmと2mmのものがバラバラに入っています。
厚みがバラバラなためなんとも言えませんが、二つ折りのシンプルな財布であればこれだけで作れそうです。
マネークリップであれば確実に作れる量です。
色はめちゃくちゃになりますが、、、
値段は3500円(送料別)ですので、若干高い気もしますが、和乃革はA4サイズ1枚1800円ですので小物作成が目的であれば、このはぎれでも十分そうです。
和乃革の質感
質感はかなりいいと思います。
写真で伝わるか分かりませんが、キメが細かくハリがあります。
有名な栃木レザーと比べても特に遜色ありません。
私がよく購入する『Amazonのヌメ革(A4:800円くらい)』よりははるかに質がいいです。
まだ実際に使ってはいませんが、確実に良いエイジングをするレザーであることがわかります。
また色味もよくきれいな発色をしています。
長く使うことでエイジングにより色の深みがでそうです。
なお、このはぎれ福袋には、『本ヌメ革』と『オイルレザー』の2種類が入っているそうなのですが、パッと見ではどれがどっちか分かりません。
よ~く見るとなんとなく分かりそうですが、正解を知らないため自信がありません。
恐らくですが、写真の赤の大きめの革と青の細い革の短い方がオイルレザーですが、見た目ではほとんど違いがありませんでした。
和乃革はぎれのまとめ
値段は少し高いですが、かなり質のいいレザーでした。
私の使い方としては、外側の一番目に付く場所を和乃革で作り、内側の目立たない部分をAmazonのヌメ革で作るという使い方になりそうです。
今後、気合を入れて作る作品では、和乃革を積極的に使っていきたいと思います。
このはぎれも送料込み4000円くらいして、少し高かったですが、量と質感から考えると妥当だと思います。
次からはA3サイズのレザーを購入しようかと思います。
質感はかなりおすすめですので、私のようにレザーの購入方法に困っている人は選択肢の1つにしてみてください。
また、はぎれを購入するときの注意点についてまとめていますので、ぜひそちらも読んでみてください。
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