ウィールローブのモックトゥ(短靴タイプ)を購入したのでそのレビューです!!
最初に結論を書いておくと、見た目は結構いいですが、コスパはやや良~普通くらいかと思います。
また、私が今回購入した靴については縫製が甘いところがあったので、もしかしたらウィールローブの職人の技術は低いのかもしれません。
購入したウィールローブのモデル
購入したモデルは、15078 HEAVY STITCHING MOC TOE BURGUNDYというモデルです。
モックトゥタイプでカラーはバーガンディ。値段は税込み44,000円
サイズ26cmのウィズDでかなりシュッとした見た目です。
個人的にはモックトゥとバーガンディが大好きなので、大満足の靴です。
間違いなくお気に入りの靴の仲間入りをします。
ソールはハーフラバーが貼ってあります。
個人的にはレザーソールが大嫌いなので、ハーフラバーソールはかなり印象がいいです。
というかあんなに滑りやすいし、汚くなるし、すぐに削れてダメになるレザーソールの何が良いのかまったく理解できません。
ウィールローブの特徴
ウィールローブの靴のほとんどは、ホーウィン社のクロムエクセルで作られています。
知っている人は知っているあのクロムエクセルです。
クロムエクセルについて説明した記事がありますので、クロムエクセルについて気になる人はこちらも読んでみてください。
また、使っているクロムエクセルの厚みが2.2mmということで、厚めのレザーが使われています。
厚めのレザーなので耐久性はかなり高いですが、クロムエクセル自体が柔らかいレザーのため、すごく硬いとか履きにくいとかいうことはないです。
(普通の靴は1mmくらいの厚みのレザーです)
レッドウィングのオックスフォードも持っていますが、それよりも明らかに厚みがあります。
もちろんレザーの厚みだけでは語れませんが、ワークブーツよりも分厚いので頑丈さはかなりのものだと思います。
製法はおなじみのグッドイヤーウェルト製法です。
ソールが削れても数回は交換が可能ですので、こちらも耐久性に貢献しています。
そしてお値段は44,000円。
クロムエクセルを使ったグッドイヤー製法の日本製の靴で44,000円というのは、妥当かどちらかといえば安い方です。
名前は出しませんが、他社では5万円以上するのが普通です。
個人的にはどうでも良いポイントですが、ヒールはキャッツポウが使われています。
猫ちゃんがかわいい、、、いや、これ、かわいいか?
ウィールローブのサイズ感
若干大きい気がします。
私の足は、25.8cmのDウィズで、この靴のサイズは8Dなので、サイズ的にはちょうどのはずですが、少し大きい気がします。
ネットでも大きいという意見はよく見ましたが確かにその傾向はあるようです。
まぁきつくて履けないよりはましです。
それに、私のようにDウィズの足が細めの人からすると、市販では3Eとか4Eの靴ばっかりが売られている状態で、Dウィズを選択できるということだけでも大変ありがたいです。
ウィールローブにはEウィズもあるので、Dだときついという人はEを選ぶこともできます。
というかマジでDウィズの靴をもっと販売してくれないかなぁ。真剣な悩みですね。
スコッチグレインなんかのDウィズが欲しいですね。
今回購入した個体差
今回購入したこの個体が悪かったのか、そもそもウィールローブの作り方が悪いのか、ステッチがへたくそです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、ステッチが外側ギリギリに来ています。
これだとオールソールがせいぜい1回くらいしかできず、せっかくのグッドイヤー製法である意味が全くありません。
正直これはひどいと思います。このような箇所が両足合わせて全部で4か所ありました。
私はあんまりオールソールしないタイプなので、そこまで気にはしませんが、44,000円も払ってこのクオリティというのはあんまりですね。
せっかく作りは良いのに、これを見てしまうと、ほかの人に安易におすすめはしにくくなってしまいます。
ウィールローブの革靴レビューのまとめ
私のように足が細めの人で、クロムエクセルの靴が欲しいという人にとっては購入の候補に挙がる靴かと思います。
コスパも悪くありませんし、買って後悔する靴ではないです。
しかしながら、上でも書いたように、個体差なのかそもそも作り方がいい加減なのか分かりませんが、私の購入したものはステッチがひどいものでした。
私はネットでの購入のためこのようなことがありましたが、店頭で購入できる方は縫製をしっかり見たうえで購入すれば大丈夫でしょう。
コメント