レザークラフトを始めたいんだけどいきなり高いレザーを買うのはちょっと、、、
最初は練習がてら安いレザーから始めたいですよね。
そのときにうってつけなのが、レザー作品を作った後や、レザーの製造の際にでた切り端(はぎれ)を使うことです。
はぎれであれば値段が安いので遠慮なく練習をすることができますし、ミニ財布くらいであればはぎれだけでも十分作成できます。
ですが、はぎれといっても何でも適当に買えばいいというものではありません。
この記事では、はぎれを買う際にどういうものを買えば失敗しないかについて解説します。
はぎれとは
はぎれとは、タンナーでの鞣しの際に傷があったりレザーの端部分だったりと、商品にならない部分を割安で販売したり、レザー作品を作る際にでた切り端などを格安で販売されたものです。
非常に安く購入することができますので、初心者が最初に練習するのにおすすめですし、中級者以上の人でもはぎれをうまく使うことで作品に使うことができます。
ですが、はぎれにもたくさんの種類があり、適当に購入してしまえば思ったような練習にならないことがあります。
はぎれのメリット
はぎれの最大のメリットは主に次の2つです。
はぎれのメリット① 安い
もうメリットはこれにつきますね。
はぎれはもともと商品にできないような部分やサイズのものを販売しているので、かなり割安で購入することができます。
レザークラフトの初心者にはもってこいでしょう。
はぎれのメリット② レザーの確認ができる
ネットでレザーを買おうと思った場合に気になるのが、
ネットだと良いレザーなのか良く分からない、、、
実物を見て確かめたい、、、
ということがあると思います。
いきなり高いレザーをお試しで買うのも勇気がいりますよね。
その場合は、その商品のはぎれが販売されていれば、はぎれで確認することができます。
はぎれのデメリット
はぎれの最大のデメリットは1つです。
もちろんはぎれはサイズが小さいということもデメリットなのですが、それは承知の上で購入するかと思いますので、それ以外の最大のデメリットはレザーの種類を選ぶことができないということです。
基本的にレザークラフトをしようと思う人はレザーが好きな人だと思います。
レザーが好きな人はなぜレザーが好きなのかというとエイジングに魅力を感じるからではないでしょうか?
はぎれの場合は、何が入っているか分からないので、エイジングをしない顔料染のレザーなどが混じっていることもあります。
そのようなレザーを購入した場合は、せっかく作品を作っても愛着が持てないでしょう。
はぎれの選び方
はぎれを選ぶときの注意点は次の2つです。
選ぶときの注意点① 種類が同じまたは近いものの詰め合わせを選ぶ
はぎれと一言でいっても、ネット上には本当にたくさんの種類が売られています。
中にはひどいものもあり、『クロム鞣のレザー』、『タンニン鞣しのレザー』、『顔料染のレザー』、『染料染のレザー』、『いろいろなカラー』がごちゃまぜに入っている商品があります。
はぎれレザーは、基本的に組み合わせて使うことになりますが、レザーの種類がごちゃごちゃだとちゃんとしたものができません。
特にタンニン鞣しとクロム鞣しの組み合わせは最悪ですし、顔料染のレザーは絶対に混ぜるべきではありません。
カラーが違うのはデザインとして利用することができますが、できるだけ同じ種類のレザーが入っている商品を選びましょう。
おすすめはタンニン鞣し(ヌメ革)だけが入っているものがおすすめです。
また、はぎれ詰め合わせの場合は、革の厚みがバラバラです。
こればかりはしょうがなく、少なくとも私は、革の厚みまでそろえられたはぎれ商品を見たことがありません。
選ぶときの注意点② あまりにも小さなはぎれが入っていないか確認
ネットで買う場合は、しっかりと商品画像やレビューなどを確認しましょう。
中にはかなり小さいはぎれ(2cm×5cm)も入っているものもあるようで、はっきり言ってゴミですね。
このようなサイズの場合は、使い道が非常に限られてしまいますので、選ばないようにしましょう。
Amazonや楽天で購入する場合は大丈夫だとは思いますが、ヤフオクなどの個人が出店しているものだとこのような悪質なものもあるようです。
おすすめのはぎれ
私が実際に購入しておすすめできるはぎれを紹介します。
おすすめのはぎれ① レザーマート
私がおすすめするはぎれ1つ目はレザーマートです。
500gと結構量があり、レザー自体の質も悪くありません。
おすすめのはぎれ② 和乃革
次におすすめなするのは、和乃革です。
和乃革自体がかなり質の高いレザーを販売していますので、そのはぎれも当然質が高いです。
欠点としては、はぎれにしては値段がやや高いところと、はぎれ販売があまりされないところですね。
年末年始などのセール中くらいしか販売されていない気がします。
>>和乃革のはぎれレビュー記事はこちら
はぎれの選び方まとめ
はぎれは安く購入することができますので、レザークラフト初心者にはいい練習台になりますし、中級者以上の人でもうまくつかうことでレザーを安く購入できる手段にもなります。
ですが、はぎれであれば決して何でも良いわけではなく、タンニン鞣しのレザーの詰め合わせを購入することをおすすめします。
ぜひ購入した際はレザークラフトに役立ててください。
>>はぎれの有効な使い方!はぎれの活用方法!の記事はこちら
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