エムピウのレザーペンケースを購入したのですが、
頑張れば自分でも作れるんじゃないか??
と思い作ってみることにしました。
結論を言うと、やっぱりなかなか難しく、満足のいくレベルにはなりませんでした。
筒部分をきれいな丸にするのが難しく、趣味と商品の違いが大きく表れています。
今後も改善しながらもっといいものを作っていきたいです。
ロール型ペンケースの材料
使ったレザーは2枚です。
・A4サイズ1枚 1mm厚(本体、閉じヒモ部分)
・A4サイズ1枚 0.5mm厚(マチ部分)
今回は本体のレザーを1mm厚で作りましたが、1mmでは薄く2mm厚の方がいいと思います。
ペンケースはカバンの中に入れるものですので、1mm厚のレザーだと柔らかくカバンの中でつぶれてしまう可能性があります。
ロール型ペンケースの作成
ロール型ペンケールの作成手順は大きく4つです。
①閉じヒモを切り出す
ロールを閉じるためのヒモを切り出します。
A4レザーの長い辺から2cm幅で切り出しました。
このヒモは最後に加工します。
②マチ部分を切り出す
マチ部分をどうするか一番迷ったところです。
本当は、エムピウのペンケースのように立体的な作りにしたかったのですが、とりあえず今回は平面で切り出すことにしました。
サイズは18cm×7cmの長方形で切り出し、半分のところから斜めに切りましたが、ここは単に8cm×8cmの正方形でもよかったかもしれません。
マチは上下につけますので、鏡写しにもう1枚作ります。
8cm×8cmの場合は、正方形なのでわざわざ鏡写しなど考えずに済むので楽になります。
③本体とマチを縫い付ける
本体とマチを縫い付けます。
④閉じヒモを加工して取り付ける
最後に閉じヒモを加工して取り付けます。
④-1 本体と閉じヒモの取り付け
すでにギボシを付けてしまっていますが、閉じヒモを縫い付けた後に穴をあけてギボシを付けた方が簡単です。
ギボシはAmazonでめっちゃ安く手に入ります。
④-2 閉じヒモにギボシを取り付ける
写真を撮るのを忘れていたので、すでに④-1でギボシがついてしまっていますが、ここで取り付けます。
ギボシはカシめるタイプ(簡単には取れない)とネジ式(取り外し自由)がありますが、どちらが良いかは好みの問題になります。
カシめるタイプだと外れる心配をしなくていいのですが、アレンジがしたくなった時にペンチでこじ開ける必要があるなどかなり作業が大変です。
ネジ式だと簡単に取り外しがでるので、アレンジや取り換えが簡単にできますが、使っているうちに緩くなってしまうことがあります。
個人的にはネジ式の方が自由度が高いのでネジ式を使うようにしています。
ネジ式でもどうしても外したくない場合は、アロンアルファをネジに少し付ければ外れなくなるので便利です。
④-3 ギボシを通す穴をあける
実際にペンケースを巻いてみてちょうどいい場所に穴をあけます。
穴を開ける位置や個数や間隔は好きに開けていいと思います。
私は2つ開けましたが、1つでもいいし3つでもいいと思います。
1~3か所がバランス的にちょうどいいと思います。
開ける穴の大きさは、ギボシが6mmサイズの場合は、5mmか4mmくらいの穴がちょうどいいです。
画像だとちょっと見にくいですが、穴の左側(本体側)には3mmくらいの切れ込みを入れます。
こうすることでギボシの頭より小さいサイズの穴でも通すことができます。
④-4 閉じヒモの端を処理
切り出した閉じヒモの長さはそのままだと中途半端に長いです。
好きなところで長さを調節します。
完成!!
これで完成です!!
閉じヒモを切り出した時の余りは、閉じヒモの裏張りにして穴の補強をしてもいいと思います。
今回使用したレザーは1mm厚でしたので、穴の部分の強度が少し心配です。
裏側から貼り合わせると2mm厚になりますのでかなり補強できると思います。
ロール型ペンケースを作っての感想
今回はエムピウのペンケースを参考に作ったのですが、レザーを立体的になるように裁断することをしませんでした。
その結果、筒の部分がきれいに仕上がっていません。
ちょっとガタガタ、もこもこできれいな丸になっていないです。
次回作るときの反省点ですね。
また、最初にも書いていますが、ペンケースの場合は1mm厚のレザーでは薄いです。
次は2mm厚のレザーで挑戦してみたいと思います。
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