包丁やナイフがサビたり大きく欠けたりした場合に、絶対に必要になるのが荒砥石です。
荒砥石にもいろいろな種類があります。
荒砥石をいくつか使ってみた結果、一番おすすめできるのは#220『あらと君』でした。
『あらと君』は値段が安く、研磨力も高いおすすめの荒砥です。
あらと君がシャプトンよりもおすすめできる2つの理由
#220あらと君と#120シャプトン刃の黒幕ホワイトを比較して、あらと君の方が優れている点について説明します。
①あらと君の方が安い
②あらと君の方が研磨力が高い
①あらと君の方が安い
価格については、どちらも近い金額です。
・あらと君 2750円
・シャプトンホワイト 3030円
(執筆時現在)
写真のようにサイズはほぼ同じ大きさです。
ですが、砥石の厚みが全然違います。
価格はほぼ同じですが、厚みが倍は違いますので、単純にあらと君の方がコスパが高いです。
②あらと君の方が研磨力が高い
あらと君の方がシャプトンホワイトよりも研磨力が高いです。
・あらと君 #220
・シャプトンホワイト #120
ですので、数字だけで見れば、シャプトンの方が研磨力が高いはずなのですが、あらと君の方がよく研げます。
というよりも、シャプトンホワイトが研げないといった方がいいかもしれません。
シャプトンホワイトは目詰まりをしやすいです。
目詰まりとは
砥石の研磨剤の間が、包丁くずや砥石の泥で詰まってしまい研げない状態になってしまうこと
解消するためには、目詰まりを取る専用の砥石を使うか、近い粗さの荒砥石で面直しする必要がある
ですので、シャプトンホワイトも目詰まりを解消すれば、かなり研げるようになります。
ですが、包丁研ぎはただでさえパワーと根気が必要な作業です。
目詰まりするたびに解消する作業なんて正直やってられません。
さいごに
包丁やナイフが大きく欠けてしまった場合、砥石で研ぐのはかなりの重労働です。
できるだけ、研磨力の高い砥石で、一気に研いでしまいたいですよね。
あらと君は、そんな状態におすすめできるとてもいい砥石です。
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