ファーウェイのノイズキャンセリングイヤホンFreeBuds 3iを購入しましたのでレビューを行います。
販売価格は税込み16,280円ですが、Amazonでの実質価格が10,309円ですので、約１万円のイヤホンとしてのレビューを行います。
結論を言うと、約１万円のイヤホンでここまでノイズキャンセリングが効いたイヤホンを作ることができるのかと感動しました。
しかしながら音質については、決して良いものではないので、単純にノイズキャンセリングイヤホンが欲しい方におすすめできるイヤホンです。
この記事では、 FreeBuds 3i のスペックなどを簡単に紹介した後に、特に良いところ悪いところについて説明します。
FreeBuds 3iについて
スペックの詳細についてはAmazonの商品ページを参考にしてもらえれば分かりやすいと思いますが、特に重要なところについて抜粋します。
・ノイズキャンセリング機能有
・完全独立型のブルートゥースイヤホン
・連続再生時間3.5時間（ケースを含むと14.5時間）
・タップ操作
・無線充電はなし
といったところですね。
これらの機能が実質約１万円で手に入るのですからイヤホンもだいぶ安くなったなぁと感じました。
FreeBuds 3iのいいところ
まず最初にFreeBuds 3iのいいところについて説明します。
しっかり効くノイズキャンセリング 以上！！
もうこれしかないですね。
このイヤホンの最大の良いところであり唯一の良いところでもあります。
ノイズキャンセリング機能について
けっこう極力なノイズキャンセリング機能がついています。
公式では最大32dbのノイズキャンセリング機能があるとのことですが、実際にはカナル型のイヤーチップであることも相まって、かなりのノイズキャンセリング効果が期待できます。
耳に着けると一気に周りの雑音の音量が小さくなるのが分かり、音楽を鳴らしてしまえば、周りの音はほとんど聞こえなくなります。
そこそこのノイキャン機能であるにも関わらず、耳への圧迫感もほとんどありません。
また、外音取り込み機能もあり、歩行中でも安心して音楽を聴くことができます。
正直私は、このノイズキャンセリング機能だけでも買って良かったと思いました。
（ただし、執筆時では同価格帯で他にも優秀なノイキャンイヤホンが発売されていますので、FreeBuds 3iにこだわる必然性は低いです。）
比較参考として、ノイキャンの強さはWF-1000XM3には少し劣っているかなぁといったところです。
（価格が倍も違いますので差があって当然ですが）
WF-1000XM3についてもレビューを行っていますのでぜひ読んでみてください。
FreeBuds 3iの悪いところ
もうさっそく悪いところの話になってしまいますが、やはり１万円のワイヤレスイヤホンと言うだけあって、悪い点もいくつかあります。
①音質は正直微妙
②再生時間が短い
③使い勝手がやや悪い？
音質は正直微妙
音質は正直良くないですね。
低音は弱く、また音の細かさがなく、全体的に少しボヤっとなってしまいます。
ノイキャンがしっかり効くため、音は良く聞こえるのですが、肝心の音質があまり良くありません。
5,000円クラスの有線イヤホンやiPhoneについているイヤホンと同程度の音質ですね。
またWF-1000XM3との比較になってしまいますが、音質にはかなりの差があります。
WF-1000XM3は低音・高音ともにしっかりと音が出ていて全体としてきちっとまとまった音になります。
ですが、FreeBuds 3iは全体的にボヤっとした音ですので、音質を重視する人にはおすすめできません。
再生時間について
再生時間は3時間とやや短いです。
これまた、WF-1000XM3との比較ですが、こちらは6時間の再生が可能ですので再生時間に倍の差があります。
まぁ実際のところ３時間も再生できれば十分ではあるのですが、それでも再生時間は長いにこしたことはないですよね。
使い勝手がやや悪い？
アプリでイヤホンの設定をすることができるのですが、Huawei自体がGoogle（アメリカ）から使用禁止措置を受けているため、Googleストアからのアプリダウンロードができず、直接ネットからアプリをダウンロードしなければいけません。
別に難しい作業は不要ですが、慣れない人にはちょっとハードルがありますし、ストアを通さないアプリのダウンロードにも抵抗がありますよね。
細かい設定をするためにはアプリが必要なのに、そのアプリをダウンロードするために一癖あるというちょっとやっかいな感じです。
個人的にどうにかならないのかと思っていることがあるのですが、音楽などを再生中にイヤホンを耳から外すと再生が止まります。
これ自体は多くのイヤホンで採用されている機能ですので別にいいのですが、再び耳に戻した時に自動で再生されません。
多くのイヤホンでは自動再生されるのに、いちいち再生しなおさないといけないのはかなりめんどくさいですね。もしかしたら私がその設定の仕方を知らないだけかもしれませんが、小一時間調べたくらいでは解決方法は分かりませんでした。
FreeBuds 3iのまとめ
FreeBuds 3iはノイキャン機能が非常に優秀ですが、それ以外についてはそこそこといったものになります。
それでも約１万円という価格から考えると、そこそこのコストパフォーマンスだと思います。
私は基本的に音楽はあまり聞かずに、英語のリスニングばかり聞いていますので、そういった方にはおすすめできるかと思います。
低価格のノイキャンイヤホンを探している人は購入を検討してみてはどうでしょうか？
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