営業で成果がでない、、、
良い評価がもらえない、、、
という悩みを持ってはいませんか?
これってうまく雑談をすることで、解決ができるかもしれません。
雑談について詳しく書かれた『超一流の雑談力 安田正著 文響社』についてレビューします。
この本では、雑談をだたのコミュニケーションとしてとらえず、成功のための武器としています。
これまでにもっていた雑談のイメージが一気に覆されます。
自分は人見知りだから、、、
無駄話は好きじゃないから、、、
といった理由で雑談を避けていると大切な機会を逃してしまうかもしれません。
ですが、だからと言って適当に雑談すればいいというわけではありません。
具体的にどうすればいいかについて38の方法で説明しています。
・雑談が苦手な人
・コミュニケーションが苦手な人
・人からの評価が低いと悩んでいる人
うまく雑談をする38の方法
この本では、うまく雑談をする方法として38の方法を説明しています。
どの方法も小難しい内容は一切なく、簡単に実践できる方法ばかりです。
すべてを紹介するわけにもいきませんので、そのなかから5つを紹介したいと思います。
①人の評価は会話開始1分で決まる
初対面の人の印象を決めるときの一番大きな要因は見た目です。
実に55%以上も視覚情報で判断すると言われています。
残念ながらこれは事実ですが、45%は聴覚情報や言語情報から得ています。
開始1分間の会話をうまくすることで、第一印象を良くすることができます。
では、その1分間でどういった会話をすればいいのか。
会話の序盤でぜひ取りいれていただきたいテクニックとして挙げられるのは、適度な「自己開示を」することです。
具体的なやり方としては、「自慢話はしない」「軽い失敗談を話す」といったことが基本になります。
自分がどういう人間であるのかを開示することで、気安く話しかけやすい雰囲気を作ることができます。
笑顔を作ることでさらに効果的になります。
②開口一番は「よろしくお願いします!」から
これも第一印象をあげるための方法ですね。
不思議なもので、「よろしくお願いします」と言われると、人はこれを好意的に受け取ってくれます。
こんなに簡単なことで、第一印象をよくできますので、しない手はありません。
最初の挨拶を爽やかにうまくいくことで、その後の会話の空気も良くなります。
③人をつかむのは、「雑学」ではなく「使える知識」
相手も興味のないただの「雑学」を聞かされてしまうとうんざりしてしまうでしょう。
どうせ話すのであれば、相手が使えると思う内容、つまりメリットや利益を感じる話をしましょう。
その方が相手にいい印象を与えることは簡単に分かりますよね。
④「なぜですか?」は愚問
「なぜですか?」と聞いてしまうと、相手はそのことを考えてしまうため、会話が途切れてしまいかねません。
「なぜか?」を考えるのは人間にとって大きな負担になります
それに理由を聞かれてしまうと、急に真面目な話になってしまうかもしれません。
せっかくの気楽にしていた雑談の雰囲気が壊れてしまうかもしれませんので、「なぜか?」は本当に必要な場合以外は使わないようにしましょう。
⑤「前回教えてもらったこと」にふれる
以前会ったことがある人にもう一度会う場合に使えるテクニックです。
せっかく1回目に会ったときに打ち解けていたとしても、2回目に会うときにリセットされてしまっていればもったいないです。
二度目に会った時には、「一度目にあったとき話したことに必ずふれる」ということです。
『以前話した雑談を覚えていてくれている』と思われるだけで、一気に距離を縮めることができます。
ですが、ここで重要なのは、以前に話した内容をしっかりと覚えていないといけないということですよね。
そこで重要なのは、会話が終わった後はメモをとるということです。
メモは単純に記録するだけでなく、会話という音声情報を文字化することで、記憶の整理と定着に効果があります。
相手によって対応は変えないの?
ここまで、うまく雑談をする方法について5つを紹介しましたが、これを読んで思うことって、
雑談が嫌いな人もいるんじゃない??
誰にでも同じ対応で問題ないの??
という、普通な疑問だと思いますが、そのとおりです。
誰にでも同じ対応をすればいいわけではありません。
中には、会話が苦手な人もいますし、話をするのが好きな人もいますし、聞くのが好きな人もいますし、無駄話を嫌う人もいます。
相手に合わせたカスタマイズが必要になります。
もちろんこのカスタマイズの方法についても本に書かれていますが、これらについてはぜひ本を読んでみてください。
超一流の雑談力のまとめ
簡単にですが、5つの方法について説明しました。
他の方法も小難しい内容は一切なく、簡単に実践できる方法ばかりです。
ですが一番大切なのは、ちゃんと実践することです。
どんな本でもそうですが、実際に行動して自分のものにしなければ読む意味はありません。
知識コレクターになるのではなく、ノウハウは必ず使うようにしましょう。
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