アセロラの葉が枯れてしまった!?アセロラの正しい育て方

植物

冬になったら育てていたアセロラの葉が枯れてしまった!!

という経験はありませんか?

アセロラは耐寒性が低く、日本の冬だと寒くて枯れてしまいます。

ですが、アセロラって正しく育てることができれば、長い期間実をつけるので、楽しむことができる植物です。

子どもと一緒に育てても楽しいですし、実を収穫できるのは何より嬉しいですよね。

この記事では、アセロラの正しい育て方と、冬の過ごし方について説明します。

そして、実際に冬に外に置きっぱなしにしてしまえばどうなるかまで説明します。

記事の内容

・アセロラの良いところ
アセロラの育て方
・アセロラの耐寒性
・アセロラを外に置きっぱなしにしたらどうなる

アセロラの良いところ

アセロラは日持ちしにくいフルーツで、完熟した実であれば長く持ちません。

自分で育てることで完熟したアセロラを食べることができます。

プランターで育てる場合は、大した量は収穫できませんが、子供と楽しみながら育てるのに向いています。

気温さえ十分にあれば、ずっと実を付け続けますので、1年の間長く楽しむことができます。

 

またアセロラの実はビタミンCが豊富で、疲労回復に効果があり、肌にもいいです。

アセロラの育て方

寒さに弱いということだけに気を付ければ、他の植物に比べ特に気を付けることはありません。

温かければずっと花を咲かせ実を付けます。

日光

十分に日の光が当たるところに置きましょう。

直射日光に強いです。

逆に日が当たらないと実付きが悪くなってしまいます。

せっかくアセロラを育てるのですから、できるだけ収穫したいですよね。

水やり

特段気を付けることはありません。

表面が乾いていれば、たっぷりの水をあげましょう。

肥料

春から秋にかけて適量をあげます。

特に実を付ける時期は、肥料が足りなくならないよう注意します。

ただし、肥料が多すぎても葉っぱばかりが成長するので気を付けましょう。

特段気を付けることはありません。

私がおすすめする用土は、赤玉土7:腐葉土3の万能比です。

この配合であれば、ほとんどの植物で問題なく利用できるので楽です。

剪定

暖かくなったら、混みあっている個所の枝を適度に切れば大丈夫です。

けっこういい加減に切っても大丈夫ですので、気にせず切ってしまいましょう。

挿し木で増える

アセロラは挿し木で増やすことができます。

剪定の時に切った枝を水に差しておけば、枝から根っこが出てきます。

枝の状態が良ければ、かなりの確率で根がでてきますので、充分に根が出たら土に植え替えましょう。

水はこまめに取り換えましょう。

アセロラの耐寒性

アセロラはもともと亜熱帯の植物ですので、耐寒性は高くありません。

日本の冬では地域にもよりますが、外での越冬は難しい場合があります。

5℃を下回ると

5℃を下回ると葉が枯れ落ち始めます。

この状態では、まだ枝は生きていますので春になればまた葉が出てきますが、成長が少し遅れてしまいます。

0℃を下回ると

0℃を下回ると、葉がすべて枯れ落ちるだけでなく、細い枝までが死んでしまいます。

太い枝が生き残っていますので、春になれば根本からひょこっと葉が出始めます。

ですが、ほとんどの枝が死んでしまっているので、成長が著しく遅くなってしまいます。

また、状態によっては、完全に枯れてしまうこともあり得ます。

冬のアセロラはどうすればいいか

手っ取り早いのは、気温が10℃を下回るようであれば室内に入れれば大丈夫です。

室内に入れる必要があるため、アセロラは地植えに向きません。

九州地方であれば大丈夫かもしれませんが、それでも寒い冬は厳しいでしょう。

アセロラを外に置きっぱなしにしたらどうなる

私の住む地方は比較的あたたかいため

ベランダでも大丈夫でしょ!!

と真冬でもベランダで放置していたら、あっという間にすべての葉が枯れ落ちてしまいました。

たしかに寒い日もあったのですが、0℃を下回った日はなかったように思います。

このように暖かい地域でも葉は枯れ落ちでしまいますので、寒い地方での地植えはかなり難しいでしょう。

春になれば葉がでてきます

こんなに葉が枯れ落ちてしまっても、春になればちゃんと根本付近から葉が生えてくるので大丈夫です。

このように幹自体が死んでいなければ、根本付近から葉っぱがひょこっと生えてきます。

ちょっと分かりにくいですが、枝も死んでなければこのように小さな葉が生えてきます。

ですが、次の年の成長が著しく落ちてしまいますので、ちゃんと部屋の中に避難させることがおすすめですね。

アセロラの育て方まとめ

アセロラは冬にさえ気を付ければ、特段に難しいところがない育てやすい植物です。

1年の長い間、収穫を楽しめますので、観葉植物の一環として育てることもお勧めです。

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