お箸って毎日使うものですよね。
どうせ毎日使うものなら、良いものを大切に長く使いたい!!
と急に思い立ち、高級木材を使ったお箸をいろいろ探したのですが、とにかく値段が高い!!
数千円~はざらで、1万円以上なんてものもあります。
あまりに高く庶民にはなかなか手が出せない、、、ぐぬぬ、、、
ということで、
ならいっそ自分で作るか!!
お箸を自作することにしました。
ですが、自力で一からお箸を作るのも大変なのでどうしようかといろいろネットを検索していたところ、唐木のダイキンというところが、お箸の形状で切り出した木を売っているとのことで早速購入してみました。
自分では紙やすりで好きな形に削るだけで完成です。
この記事では、唐木のダイキンのお箸についてレビューします。
youtubeでも解説しています。
今回購入したお箸
左から青黒檀、アフリカンブラックウッド、パープルハート、ジリコテという木材です。
手に持った時にはっきりと分かるのは、青黒檀とアフリカンブラックウッドが明らかに重く、パープルハートとジコリテは軽めです。
重量は1膳で、青黒檀45g、アフリカンブラックウッド45g、パープルハート35g、ジリコテ35gでした。
一番価格が高い木材としては、スネークウッドというものがあるのですが、この木材は割れやすいという話をネットで見ましたので、今回は購入しませんでした。
お箸のサイズ
長さは約24.5cm
持ち手部分の幅は約1cm
先の幅は約0.5cm
このまま使うとやや太めのお箸になってしまうので、自分の好みのサイズに削って整えることになります。
木材の種類
今回購入したお箸は4種類ですので、4種類について簡単に説明します。
青黒檀とアフリカンブラックウッド
青黒檀とアフリカンブラックウッドは値段が高いだけあって、重く密度があり丈夫そうです。
やすりでしっかりと磨けばつやがでそうな感じです。
ですが、素人目には青黒檀とアフリカンブラックウッドの違いは全く分かりません。
青黒檀は非常に貴重な木材で現在では入手できない木材のようで、アフリカンブラックウッドより2倍の価格がするのですが、重さも触った感じも色味もほとんど同じです。
もしだまされていても絶対に分かりません。
私のような木材素人なら、わざわざ高い青黒檀を買わなくて、アフリカンブラックウッドでいいかもしれません。
パープルハート
紫の色味がきれいです。
重さは軽めで、普通のお箸と比べて同じくらいです。
その分密度は低めですので、磨いてどこまでつやがでるのか分からないですね。
紫の色味に惹かれた方は良いかと思います。
ジリコテ
独特の模様がかっこいいです。
こちらも重さは軽めで、普通のお箸と比べて同じくらい。
模様に惹かれた人に良いと思います。
また、価格が倍になりますが、白色が混ざったジリコテもありますので、独特の模様が気になる方はこちらでもいいかもしれません。
実際にかなり面白い模様ですので、気になる方は下のリンクから確認してみてください。
購入したお箸の質
細かいですが、割れやヒビ、ささくれがあります。
物によっては深くやすりをかけないといけないような個所もありますが、使えないほどひどいものはありません。
やすり掛けをする際には、ささくれが手に刺さらないように気を付けないといけません。
削り作業
さっそくですが、紙やすりで#100くらいからスタート。
ですがこの作業が大変なこと大変なこと。
もとがそこまできれいに整えられておらず多少ガタついているので、滑らかにするのには大分時間がかかります。
数時間かけてようやく1本が完了。
#2000くらいまで、丁寧に削ればすべすべでつやがでました。
削る前のお箸と比べてもかなりつやがあります。
実際に触ってみるとかなりスベスベで滑らかですし、光沢があります。
仕上げにクルミオイルを塗る
仕上げにクルミオイルを塗ります。
仕上げ材はクルミオイルのような天然の物からウレタンのような人工の物までいろいろあるようですが、今回はクルミオイルを使用しました。
Amazonで950円と安いのがありましたのでこれを購入。
量も結構ありますので、お箸だけでなく家中の木製製品に使えそうです。
自作お箸の完成 !!
お箸の形は全く決めずにとりあえず、形はそのままに滑らかにだけしました。
元の太さが太めだったので、削った後のお箸もそれなりに太いお箸になってしまいましたが、それなりに満足しています。
クルミオイルを塗ったこともあり、テカテカ、ツルツル輝いて触り心地がめっちゃいいです。
アフリカンブラックウッドの方がかなり黒く見えますが、表面を滑らかにし、クルミオイルを塗っただけです。
表面を滑らかにしただけでもかなり色が黒くなりました。
正直、こんなに太くて重いお箸が本当に使いやすいのかというときっとそんなことはなさそうですが、それでも個人的には大満足です。
今回削ったアフリカンブラックウッドは非常に丈夫ですので、長く大切に使えそうです。
このお箸は職場に持って行って昼御飯用に利用したいと思います。
ジリコテも片方だけ作業をしてみました。
こちらは色の変化がかなり大きいですね。同じ材木とは思えないです。
唐木のダイキンのお箸まとめ
唐木のダイキンでは、普通であれば数千円~1万円以上するような木材のお箸を割安で購入することができますので、自作してみたいという人はぜひ試してみてください。
今回私は、形はそのままで大きく変えることはしませんでしたが、自分の好きな形に変えることでより愛着も湧くかと思います。
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